ドイツの建築デザイン事務所、 Wirth Architekten ( ヴィルト ・ アーキテクト )が、郊外に住む牧場主の家のためにつくったのは、嵐で倒れた木や、火事で全焼してしまった納屋に使われていたレンガなどを、リサイクルした素材で作ったガレージです。

わざと隙間を空けて並べたレンガの壁は、熱帯地方の住居に使われている手法を取り入れたそうで、風通しの良い空間となっています。

縦長にのびたスペースは、車を置いておく他に半分をオフィスとして使ったり、屋外用ダイニングとして利用したりと、マルチに使えるガレージです。04

このガレージは、実は牧場のエントランスゲートとしての役割も果たしており、正面から見ると廃材で作った、美しい木製のゲートに見えます。

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裏側の敷地内へとつながる出入り口は、床から天井まで高さのある、スケールの大きなサイズを使用。作業車の出し入れにも困らない、牧場ならではのデザインです。

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ガレージの壁に使われているレンガのブロックは、20年前に火事によって全壊てしまった、納屋の壁をリサイクルしたもの。ドアに使われている木材も、15年前に落雷によって倒れてしまった大木を角材にして使用しています。長年、放置されていた材料をリサイクルして使うことで、味のある仕上がりのガレージが完成したのです。

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夜はレンガの壁から、格子状の明かりがやさしくもれます。このガレージの他に、敷地内に同じタイプの小さなスケールの多目的スペースも作られたそうです。

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牧場という広い土地ならではのユニークなガレージ。廃材で作っているのでコストも押さえられ、地球にも人間にもうれしいガレージとなっています。

 

 

参照元 : Perforated brick garage by Wirth Architekten doubles as an al-fresco dining room