ちょっとだけ、日本のタクシーの車内を想像してみてください。ほとんどのタクシーのシートには、真っ白なカバーがかけられています。しかし、インドの新企業はそれをくつがえす、クリエイティブなアイディアで、タクシーのイメージを一新しました。

首都ムンバイがベースの企業 Taxi Fabric は、地元のアーティストとタックを組み、色鮮やかなアートを施した、タクシーの車内用カバーの製作に取り組みました。

アートカバーに付け替えたタクシーは、以前よりも乗客の利用率が増え、また、地元のアーティストは、自分たちの作品をより多くの人に見てもらえるチャンスとなり、双方にメリットのある取り組みが注目されています。

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車内全体をアートが覆うカラフルなアートが、顧客にインパクトを与える効果を生み出しています。シートに座って天井を見上げると、興味深いカラフルなアートが広がります。ムンバイを訪れた観光客は、他にはない乗車体験に満足し、タクシーは以前よりも、顧客の乗車時間が長く伸びているそうです。

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シートの目につく所に付けられたタグには、このシートを手がけたアーティストの詳細が記載されています。アーティストにとっても、自分を宣伝するための機会となり、ドライバー、乗客、アーティストと、このプロダクトに関わる皆がハッピーな関係です。

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ムンバイでは、タクシーが一番便利な交通機関という訳ではありません。しかし、街中を走るタクシーはアイコニック的な存在でもあります。日本と同じようにドライバーたちは、他のライバルとの差をつけるため、サービスに重点を置いています。地元のアーティストによる、ユニークな車内デザインは、そのタクシーの個性を助けることにも繋がると考えられています。

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つかまえたタクシーの車内がこんなデザインであれば、乗客は歓迎ムードにウキウキすることでしょう !

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悲しいことにデザインに関わる仕事や、アートを勉強することについて、インドではまだまだ社会的な理解が薄いと言われています。特に、年齢層が高い人たちからは、デザイン業界自体が認知しがたいという現状も有り、若手アーティストにとって、こういった公の発表の場は、大変貴重な存在だといいます。

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インドならではのサイケデリックさや、カラフルな色づかいは、旅の気分を一層、盛り上げてくれそうですね。ムンバイに寄った際は、カラフルアートなタクシーを利用してみてはいかがでしょうか ?

 

 

Tumblr ( via The Creator’s Project )

参照元 : Taxi Fabric Fills Plain Cab Interiors with Vibrant Original Artworks – COLOSSAL