昆虫たちはミクロの世界において、かなりのテクニックをもった、世界最小の建築家だと断言できることでしょう !

シンガポールをベースに活躍する、Nicky Bay ( ニッキー・ベイ ) は、水滴や虫の微細な触毛までとらえる、マクロフォトレンズを使い、昆虫たちの小さな世界にフォーカスを当てる写真家。彼が今回レンズを向けたのは、昆虫たちが生み出す、小さな小さな建築物たち。

彼の作品を見ていると、これを昆虫たちが、どうやって作っているの ? と、改めて自然界の秘められたパワーに興味が湧いてきます。

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Architect #1: ログハウス

 

ミノムシと呼ばれる蛾( ガ )の幼虫たちは、まだ若いうちから、小さなサイズの小枝を集めだし、成長するにつれて、サイズの大きな小枝を自分の身体の周りに、ピラミッド状に組んでいくそうです。

やがて、成虫し飛び立つまでの間をサナギとして過ごす、彼らのログハウスは、まるで人為的に造られたものの様に、平行なラインに目を奪われます。

幼い頃、枯れ葉の落ちた木の枝に、ミノムシが糸をたらし吊り下がっていた姿を、興味津々で眺めていた自分を、ふと思い出す一枚です。

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Architect #2 : 網目状の要塞( ようさい )

 

ヒトリガと呼ばれる種類の蛾( ガ )は、幼虫時代、非常に長い毛をもつ毛虫として有名です。彼らはサナギになる際に、その長い毛と、口から出されるシルク状の糸を使って、ジオメトリックなかごを編み要塞( ようさい ) をつくって、自らの身を守ります。

まるで、この発想自体が人っぽい、、、。いや、もしくは私達が彼らから、テクニックを学んでいるのでしょうか ?

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Architect #3 : タワー !?

 

通称、ウェブタワーと言われる、この不思議な存在感。中央にタワー状のものがあり、その周りにフェンスのようなものが建てられています。これは、極小サイズのクモが、住み家として作ったものではないか ? とされているそうです。

それにしても、フェンスまで作っちゃうとは、かなりセキュリティーを重視しています。

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あの小さな身体に、どうしてこのようなアイディアが詰まっているのでしょうか ? 昆虫たちが創り出す美しい建築の世界に、魅了されてしまいます。

 

 

参照元 : Macro Photographs of Nature’s Tiniest Architects by Nicky Bay – COLOSSAL ,

5 Mysterious Structures from the World’s Smallest Architects