オーストラリア南東部に位置するヴィクトリア州にある、とあるお宅のリノベーションをご紹介したいと思います。

クライアントは8才の双子の男の子を含む4人家族で、デザインのアイディアは、打ち合わせの間に、子どもたちが描いた理想の家のスケッチが元になったそうです。

家というよりは、アートと自然が一緒に体感できるコミュニティーという、子どもたちの夢が詰まった小さな村のようなデザインで、それぞれ高さや型のちがう、ユニークな三角屋根の小屋が立ち並びます。

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こちらが双子の兄弟が描いた、新しい家のスケッチ。とんがった三角の屋根の名の通り、家の名前は 『 Tower House 』 になりました。

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自然とアートが一緒になったコミュニティーという要望から、この家と隣近所との間には高いフェンスがありません。

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その変わり、隣近所のひとたちはこの庭の小道を通り、ベンチに座っておしゃべりをしたり、家庭菜園を一緒に楽しんだりできるようになっています。

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▼各々の小屋に、独立したウッドデッキを作ることも可能でしたが、つながりのあるラウンドスケープという案が採用されました。

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増築された新しい小屋は、キッチンやリビング、ベッドルームなど、小屋ごとに役割を担いますが、独立しているようで全てつながった1つの空間です。

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キッチンとダイニングをつなぐ空間の間は、ガラスのブロックで埋められています。

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外からの自然光をガラスから通し、なおかつ夜はペンダントライトが手元を照らす、機能性のあるデザインはキッチンにぴったり。

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さらにキッチンの調理台は、大きなボックスになっており、その裏は子どもたちが遊ぶリビングとなっています。

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登ったり降りたりできるボックスの反対は、リビングのテレビ台付クローゼットに。

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子どもたちが独立したりと将来的なことも考え、ガラスでつながった家は、簡単に間仕切りを付け、完全に分けれるように設計されています。

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小屋の中でも一番高さのある、このタワーの中が気になります。

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中は、一階から天井部分までに本棚を備えたキッズ部屋です。

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この部屋のデザインは、下のような写真やアートからアイディアを得たそうです。

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アミ目のある素材を利用した巨大なハンモックに、キッズたちも大喜びの様子。

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一階はコンクリート床の、シンプルな学習スペースとなっています。

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そんな子ども部屋を、かわいらしいステンドガラスから望む、こちらの小屋もまた素敵です。

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こちらは図書室。大人のための本も置いた、本格的な書斎兼図書室です。

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ウッドの室内が心地よい空間は、地面から一段さがったデザインで、中庭に面したデザインです。

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その中庭をガラス窓で挟んだ向こう側は、明るい光がふんだんに入るバスルームとなっています。

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子どもたちの夢がいっぱい詰まった家。玄関は古い家屋をそのまま利用し、セキュリティー面も計算されています。

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▼間取り

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自分の家が小さな村で庭には畑もあり…考えただけでもワクワクするリノベーションですね ! 手がけたのは、Andrew Maynard Architects ( アーノルド・メーヤード・アークテクツ ) となっています。

 

 

参照元 :  Tower House / Andrew Maynard Architects – arch daily