親子で二世帯住宅に住むという話はよく聞きますが、兄弟で二世帯住宅に住むというのは、中々、珍しいことではないでしょうか ?

タイ・バンコクの郊外に住む仲の良い兄弟は、「 近くに住みたいけれど、プライベートを確保しつつ、各々の個性が出せる家に住みたい 」 という願いを叶えるべく、同じ敷地内に向かい合わせに隣接した、個性的な二世帯住宅を建てました。

兄の職業はプロゴルファー、弟の職業はナイトクラブの経営者。異なる職業で、趣味も趣向もちがう兄弟は、それぞれどのような家を建てたのでしょうか ? NICH_Page_04

まずは、プロゴルファーである兄の家。ブルーとホワイトを基調とした外観が特徴的です。広い駐車場が確保されたモダンな家屋。もちろん、二世帯なので玄関は別々です。

それにしても、かなりの豪華な二世帯住宅、、、兄弟の成功ぶりが伺えます。

IMG_2940-Pano

プロゴルファーという職業柄もあってか、アウトドアなライフスタイルが好きな一方で、一人の時間も大切にしたいという兄。

自由な時間のほとんどを、リビングやダイニングでのびのびと過ごし、寝室は夜遅く寝るだけのために利用したいという要望から、北側と東側から自然光を多く取り入れた、吹き抜けの広いリビング・ダイニングルームをめ設けました。

IMG_0794

開放感あふれるリビングルーム。吹き抜けは二階部分までたっぷりと取られています。白いブリック壁を使うことで、さらに広さが強調されて明るいスペースとなっています。

IMG_0852-Pano

アクセントカラーには、落ち着きと鮮やかさがきらめくブルーを起用。空を眺めるような、リラックスした雰囲気の空間です。

IMG_2904-Pano

リビングの周りは、亜熱帯の背の高い木々でいっぱいに。タイ独特のトロピカルな景色に癒やされます。

Houses_at_Nichada_014

中庭のプールを挟んだ向こう側が、弟の自宅となっています。果たして、弟の家はどんなスペースなのでしょうか ?

IMG_2962-Pano

こちらがナイトクラブ経営をしている、実業家の弟の自宅の外観です。コンクリートとブリック壁を全体に押し出した、スタイリッシュな外観です。

IMG_2898-Pano

職業柄もあってか、パーティーが大好きだという社交的な弟。

当初、家のカラーはダークトーンを効かせた、重厚感あるラグジュアリーな雰囲気を希望していましたが、家はやはり快適で落ち着いた空間がいいと、あえてブラウン系の暖かみのあるカラートーンに変更したそうです。

リビングは、ウッドと赤いレンガのブリック壁で、アットホームな空間に。黒いスチールの階段のバーやランプが、インダストリアルなアーバンリゾートを感じるスペースです。

IMG_0896-Pano

デッキからは小さな滝を眺める、風流な水辺が気持ちの良い空間。マイナスイオンをたくさん感じることができそうな、みずみずしい環境が魅力的です。

IMG_2934

頑丈なウッドのダイニングテーブルを設けた、スタイリッシュなキッチン。天井の下に、あえてスチールのメッシュを一枚レイヤリング。男っぽさを感じる演出となっています。

IMG_0772

離れのベッドルームは、プールにも近くリゾートヴィラのような雰囲気です。

IMG_0906-Pano

限られた敷地面積を存分に使った、ユニークなデザインの二世帯住宅。それぞれの兄弟の個性をかんじつつ、兄弟が一緒であるという安心感のある邸宅です。

IMG_2926

 

建築デザイン : Alkhemist Architects( タイ )

参照元 : Two Houses at Nichada / Alkhemist Architects – Arch Daily