イタリアのシチリア島東部に位置するカターニア、ユネスコの世界遺産に登録されるこの土地は、今でも活動中のヨーロッパ最大の火山、エトナ火山など見どころがいっぱいです。
カターニア市街地は、南イタリアのミラノと呼ばれるほど、経済発展を遂げている大都市。そのトレンドに敏感で新しいもの好きな都市部とは別に、地中海を近くに望む郊外は、火山灰を含む肥沃な土壌を利用し、多くの果樹園やぶどう畑が広がります。
今回の旅先であるホテル 『 Monaci Delle Terre Nere ( モナチ デッレ テーレ ネーレ )』 は、16ヘクタール( 東京ドーム 約3.5 個分 )もの広い敷地に、19世紀に建てられた古い農場を改造してつくったホテルで、去年、デザインを一新させオープンしたばかりだそうです。
エトナ火山の麓に位置する、オリーブ木やシトラス畑が広がるホテルの広大な敷地。のんびりと海まで散歩を楽しみながら、午前中を過ごすのも醍醐味です。
19世紀に建てられた元農家の邸宅を改造したホテルは、全19室のプライベートな客室を含みます。
このホテルのオススメポイントは、オリーブ畑内につくられたインフィニティープール。
ミラノ出身デザイナーのカラフルなデッキチェアなど、おしゃれなエクステリアがトレンディーな空間です。
ヤシの木ではなく、オリーブやレモンの木に囲まれたプールサイドが、地中海らしいリゾート感を感じさせますよね。
まるでお城のテラスのようなカフェ・レストランで、地元産の食材をふんだんに使った、オーガニックな料理を楽しめるのも魅力的です。
チェックインカウンターのあるラウンジは、ボロボロの壁がエッジの効いたかっこいい空間です。
古い納屋や倉庫を感じさせる農具を残したままのデザイン。間接照明や暖炉が暖かい光を放ちます。
ワインに関連した名前が付いた各19の客室は、クラシックから離れのスイートまで、約7グレードのお部屋があるそうです。
古いワイナリーのような建物は、プライベート感たっぷりの独立したスイートルームとして使用。
中は外観同様、石造りの壁をいかしたデザイン。まるで一戸建て感覚の広いお部屋で、シチリア島ライフを堪能できます。
専用の大きな暖炉まで付いたスイートルーム。石壁に間接照明がムーディーな空間となっています。
モダンにリノベーションされた客室タイプ。デッキは地中海カラーのブルーとホワイトで統一。明るい雰囲気が心地良いデザインですね !
目の前にオリーブ畑を望む客室。もちろん各部屋には、専用の広々としたバスルームを完備。田園風景を眺めながら、極上の時間を過ごせます。
たくさんの異なるデザインから選べるお部屋、どれにしようか迷ってしまいそうですね !
ホテルの価格帯は 220 ユーロ ( 日本円= 約 29,344 円 / 1ユーロ= 133 円 5/25/2015現在 )~。南イタリア・シチリア島の大人旅にオススメのホテルです。