オランダを代表する建築デザインスタジオ、 MVRDV ベネチア国際建築ビエンナーレで披露した透明なキッチン、『 Infinity Kitchen 』 が話題となっています。

スケルトンなガラスボディが特徴のキッチンは、「 キッチンのすべてをクリアに 」 をコンセプトに、ふだんキッチンではどんな食材が、どのように調理されているのか ? また、どんな道具を使っていて、どのように手入れ・掃除がされているのか ? といった疑問をクリアにする、MVRDV が考案する理想のキッチンです。

透明なキッチンは横長に設計されており、食材をストックするコンテナや調理器具を入れるスペース、シンクやIHコンロなど、すべてがガラスで制作された、今までで一度も見たことのないスケルトンキッチンです。

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すべてのレストランの厨房が、スケルトンになったとしたら ?

 

透明なキッチンでは、食材の色や大きさ、さらにはシンクを流れる水にいたるまで、キッチンの隅々までが透明でクリアになっています。ほんの汚れも許されない、、そんな緊張感の中で調理をしている、というような情景が目に浮かびます。

確かに、このスケルトンボディのキッチンが、お気に入りのレストランのオープンキッチンに設置されていたら ? と考えると、見ためやデザイン性はもちろんのこと、料理人のプライドが知ることができたり、その店で提供される料理への安心感というものが、より増すのかもしれません。

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「 調理のプロセスや、キッチンがいかに丁寧に手入れされているかが明快になることで、より食べ物への愛情を感じることができるのでは ? 」 と語る、MVRDV の創業者であるwiny maas 氏。( designboom

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透明なキッチンの展示は、 università IUAV di venezia – ca’tron ( イタリア ) で9月末まで公開される予定だそうです。

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あなたはこの透明なキッチンどうとらえますか ?

もし家庭のキッチンが透明であったらなら、毎日キレイに保つことができるのか…スケルトンになることで、人間の心理や行動は果たして変わるのでしょうか ?

 

 

参照元 : MVRDV’s infinity kitchen at venice architecture biennale makes food production transparent – designboom