ローストした豆を挽いて淹れた、香ばしいコーヒー。年間消費量は、全世界で約 5000億杯にのぼるそうです。さらにコーヒーをドリップした時にでる残りカス…その廃棄量は世界でどのくらいの量になるのでしょうか ?

簡単には想像できませんが、間違えなくかなりの量になりそうです。そのコーヒーの残りカスに、リサイクル価値を見出したのが、ドイツ出身のデザイナーJulian Lechner ( ジュリアン・レヒナー )さんです。

彼はコーヒーから出る残りカスを、ベルリン中のカフェからかき集め、なんとそれを再利用して、エスプレッソ用のカップとソーサーを完成させました !

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コーヒーの残りカスから作った、エスプレッソ用コーヒーカップ 『 Kaffeeform ( コーヒーフォーム)』。Kaffee はドイツ語でコーヒーの意。

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さて、この不思議なエスプレッソカップ、どのようにコーヒーの残りカスから作られているのでしょうか ?

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Kaffeeform ( コーヒーフォーム)』 を生み出したドイツ出身のデザイナー、Julian Lechner ( ジュリアン・レヒナー )さん。アイディアと素材の開発には、5年もの歳月を費やしたそうです。

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カップの元となるコーヒーの残りカスに、天然素材からできた接着剤のようなものや、樹木の粒子から作られた素材を混ぜて作られた粘土。

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シチュエーションや組み合わせを変えて、何度もテストを繰り返し、ようやくパーフェクトな配合の粘土ができたそうです。

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陶器を作る工程と同じように粘土をこね、カップになるように成形していきます。

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最初の完成品は一回使うと、二度と使用できないものでしたが、それではリサイクルの意味がないということで、さらにプロセスや制作工程を増やし、最終的には食器洗浄機でも洗えるくらい、強い強度のものが完成したそうです。

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そうして完成した、さまざまなデザインのコーヒーから作ったカップ&ソーサー。完成品はオランダ・アムステルダムで今月10日に行われた、コーヒーフェスティバルでお披露目され注目を浴びました。

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まだコーヒーを注いでいない状態でも、コーヒーの香りがかすかに香るというカップ。このカップに注がれるコーヒーも再利用されて、なんだか嬉しそうですよね !

 

 

参照元 : Old Coffee Grounds Turned Into Mugs (For Drinking More Coffee, Of Course) – Co.Design