メール配信サービスを主とする、2001年設立の米国の会社 MailChimp ( メールチンプ ) が、アトランタに新オフィスを移設したそうです。

新オフィスは、社員が自ら探しだしたという巨大な空間で、1920年代アメリカの大手百貨店( 当時はカタログ通販会社 )、シアーズ・ローバック( Sears, Roebuck & Co )の店舗兼倉庫として使われていた場所。

広すぎるオフィスには、真っ白で大きな壁が8枚。その壁に地元をはじめ、世界を舞台に活躍する有名なグラフティ・アーティストたちが、ユニークな壁画を描いています。

一体、どんなリノベーションとなったのでしょうか ?

▼地元アトランタのアーティスト、Trek Matthews ( トレック・ マシューズ )さん( 写真中央の男性 )作の壁画。

trek_matthews

新オフィスのリノベーションでキーとなったのが、MailChimp ( メールチンプ )がスポンサーを努める、地元アトランタの Living Walls ( リビングウォールズ )のエグゼクティブ・ディレクターの協力だったそう。

( ※リビングウォールズはアトランタをベースに、ストリートの壁に壁画・ グラフティ を描き、イベントなどで地域活性化を測る、インターナショナルなプロアーティスト集団です。)

今回、オフィスの8つの真っ白な壁には、 Living Walls ( リビングウォールズ )が抜粋した、世界各国で名声のあるグラフティ・アーティストが、それぞれのテーマで壁画を表現しています。壁画はギャラリーとしても楽しめる他、社員のモチベーションを上げる工夫もされています。

▼ Living Walls ( リビングウォールズ )のWEBページ( 英語 )

Living-Walls-»-The-Conference

地元アトランタのアーティスト、Christopher Derek Bruno( クリストファー・デリック・ブルーノ ) さんのジオメトリックな壁画は、『 大胆さ、清潔さ、楽しいグラフィック 』 が社員の活力につながる作品です。

derek_bruno

NYベースのアーティスト、Stephen Powers ( スティーブン・パワーズ )さんは、壁画の制作にあたり、創立者に会社のカルチャーについて尋ね、それに関連したワードやイラストを壁画に表現しました。

stephen_powers

イタリアのアーティスト、Agostino Iacurci ( アウグスティヌス・イアクッチ) が手がけた壁画は、子ども心を忘れないユニークな画風が、社員の雰囲気に合っているそうです。

agostino_iacurci

会社のエントランスホールにふさわしい、ニューヨーク・ブルックリンベースのNever ( ネバー )が描いた壁画は、『 パッションは永遠になくならない 』 がテーマ。

hello_monsters

カリフォルニアのアーティスト、 Swampy ( スワンピー ) の壁画は、アトランタの伝説・伝承を元にした、トラディッショナルな地元カルチャーを表現した作品です。

swampy2

今回この壁画アートを採用した、MailChimp ( メールチンプ )自身は、『 こういったコラボレーションが、アトランタのグラフィティ・アートを、より健全に活性化させる、良いエコシステムの助けになるのでは 』 と、コメントしています。

壁画を描いたアーティストは各国で活躍する、いわばグラフィティ業界の花型スターたち。若手グラフィティ・アーティストたちの意識も刺激する、すばらしいコラボレーションですよね !

 

 

参照元 : MailChimp’s New Atlanta Office Brings Street Art Indoors – Slate