『 Kea Boumanstraat 』 は、オランダ・アムステルダムの建築デザイン事務所、MEESVISSER が手がけた、エコハウスプロジェクトです。
2人の子どもを持つ、4人家族が住む3階建ての邸宅は、ナチュラルなウッドをふんだんに使った、明るい雰囲気のモダンなデザイン。
ソーラーパネルを利用した自家発電や、雨水を利用した植物の栽培などはもちろんのこと、近年注目を集めている、エコ熱交換喚起システムを使った、快適な省エネシステムを備えた、エコフレンドリーハウスとなっています。
スタイリッシュなファミリー向け省エネハウス
家の北向き側に大きな運河を望む、開放感あふれる窓とバルコニーが各階に設置され、日中明るい光が家中に差し込む、美しく心地良い雰囲気が、家族向けのファミリーハウスにふさわしいデザインです。南側には庭が広がり、雨水タンクを利用した、エコな散水システムを備えています。
近年、注目を集めている、「 エコ熱交換喚起システム 」 は、簡単に説明すると、冬は全ての熱を回収、夏は冷やした熱を逃がさずに喚起を行う、家を快適に保つための喚起システム。
寒い季節には地熱を利用して、屋外のキレイな空気を温めながら、暖かくクリーンな空気を家中に循環させます。また、このシステムを使うことで、ホコリ、ダニ、カビなどを含んだ汚れた空気を排気したり、床下の白アリや腐朽菌の繁殖を防ぐことができるそうです。
( 参照元 : イシンホーム住宅研究会 )
3階までつづく階段は、部屋の空気を循環させるための通路にもなっています。
一階のキッチンからは、雨水で管理している庭をのぞみ、北側・南側の両サイドから自然光が入る、明るい空間となっています。
昔ながらの3,4階建ての古いレンガのアパートが立ち並ぶ、ノスタルジックなアムステルダムの街並みに馴染む、オープンなエコフレンドリーハウスです。
参照元 : A Home With An Elegant Pale Interior in Amsterdam – HomeDSGN