実は、日本は世界一食べ物を捨てている国だと言われているのをご存知でしたか ? 日本全国の1年間に出される食品廃棄物は、約2189万トンにもおよび、国民一人あたりにすると約171 kg にもなるそうです。

とある調査では、家庭から出る生ゴミの約7割が調理くず( 野菜の芯など ) で、約3割が食べ残しや手付かずの料理という結果だったそう。レストランや飲食店で、さらにこれを上回る生ゴミを出しているとなると、日本が小さな国土にも関わらず、世界一食品廃棄物が多いと言われてしまうのが納得できます。

FOODSCAPES ( フードスケープス )は、こういった食べ残しの廃棄量を減らし、代わりに使用後に肥料としても再生できる、オーガニックなテーブルウェアを生み出そうというプロダクトです。

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レストランから出た食べ残しや、手付かずの料理からできたプレートは、使い終わった後に水で溶かして畑の肥料として再利用できるようなっています。

そのため、甘味料や増粘剤などのケミカルな化学物質は取り除いて作るという、こだわりと工夫を凝らしているのです。

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“ From seed to fruit, from fruit to seed and from earth to earth. ”
“ 種から果実に、果実から種に、そして地球から地球に ”

このコンセプトのもとできたデザインは、2つ重ねるとまさに種の形になります。

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残念ながら今のところ、スープやソースなどの汁気のあるものには適していませんが、パーティーで使われる紙皿のような感覚で、ナッツやポテトチップ、ドライフルーツなどのドライフード用に使うことができます。

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ナッツ類から作られた右のイエロー系と、人参などの赤い野菜を含んだレッド系のカラーがありますが、着色料などの化学物質は一切ふくみません。

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地球から採れたものは地球に返す。自然界の食物連鎖のようなベーシックなルールを、環境問題に対しても忘れたくないですね !

こういったプロダクトを通して、まずは身の周りの生ゴミや食べ残しの廃棄量を減らしていこう ! という意識を一人一人が持つのも、大切なことではないでしょうか ?

 

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created by WHOMADE.IT and Michela Milani

参照元 : BIODEGRADABLE BOWLS MADE FROM FOOD WASTE – design milk