スウェーデンの首都ストックホルムでは、オフィスや住宅が密集する都心に、空港が建設される案が持ち上がっているそうです。

プロジェクトを提案しているのは、ロンドン大学のバートレット建築学科を卒業したばかりの、 Alex Sutton  ( アレックス ・サットン )氏で、ビルの間に造られた滑走路は、まるでモノレールの線路を思わせるような、未来的なデザインとなっています。

アイディアがユニークなのは、システムの管理によって、航空機自体が搭乗ゲートまで移動してくるということ。乗客は空港内での移動時間をより短縮できる他、都心というアクセスの良さが、ビジネスの効率化にもつながると考えられています。

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まるでモノレールの線路ようにデザインされた、都心の建物の間に張り巡らされた滑走路。

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従来の空港のように複数の搭乗ゲートがないので、空港の建物自体は省スペースで済むというもの。乗客たちは、チェックインを済ませた後、周りの商業施設で時間をつぶしたり、オフィスでギリギリまで仕事をすることができたりと、都心の空港ならではのメリットも期待されます。

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荷物の受け渡しに関しては、自動操縦のコンテナ型タクシーがレールを使い行います。乗客は荷物を所定の場所で待つのみ。より手早く荷物を受け取ることが可能となりそうです。

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街中にあるということで、気になるのが騒音問題。エンジンの使用は離陸の時のみなど、工夫案が練られているようです。

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さらに、離着陸時の滑走路は河川上につくり、なるだけ地響きを起こさないようなアイディアとなっています。

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ヨーロッパの中でも、めまぐるしく経済発展を遂げるスウェーデン。アレックス氏のアイディアは前向きに検討されており、実現されれば2030年にこの空港が完成予定となるそうです。ひとりの大学生が考えた、夢のあるアイディアの実現が楽しみですね !

 

 

参照元 : Stockholm airport proposal elevates runways among city rooftops – dezeen