フィンランドのヘルシンキをベースに活躍するインテリアデザイナー、Laura Seppänen ( ローラ・セッペネン ) の最新プロジェクトより、ワンルームの北欧インテリアコーディネート術を学びたいと思います。
このプロジェクトはフィンランドの不動産会社 the yit group と、ローラさんのコラボレーションで実現したもの。狭めの縦長ワンルームが、北欧ならではのおしゃれなお部屋に大変身です。
Laura Seppänen ( ローラ・セッペネン )
フィンランド、ヘルシンキ在住のインテリアデザイナー、デコレーティングエディター。
活動の枠はインテリアデザインにとどまらず、企業のSNSやWEBデザインのコンサルタントなども手がける。フィンランドのインテリア雑誌、Dekoのソーシャルメディアマネージャーでもあり、コマーシャルや映画のセットデザインにも携わる。
( HP ) laura seppänen
( Instergram ) laurajuulia
小さなワンルームのためのソリューション
smartti ( スマッティ ) プログラムは、フィンランドの大手不動産会社、 the yit group が手がけるプロジェクトで、小さなアパートのための、リーズナブルでスマートな家具の配置などを提案する企画です。
日本でもフィンランドでも、狭いワンルームにいかに上手に住むかというのは大きなテーマなようです。人気のプロインテリアデザイナーをスタイリストに迎えることにより、魅力的なワンルームの提案が実現します。
LIVING SPACE
ワンルームだからといって、おしゃれな部屋をあきらめてはダメ!
ローラさんの提案する部屋づくりには、そんなこだわりが随所につまっています。例えばリビング、一脚の一人用ソファでも、あるのとないとではずいぶんちがいます。ちょっと腰かけて雑誌を読んだり、何かしらあると便利な一脚です。
ローラさんのこだわりは、ヘルシンキのラグ屋さん Nest Factory のモノトーンラグ。実はこのお店、映画かもめ食堂の実在のお店 ( カハヴィラ・スオミ / Kahvila Suomi ) の目の前にあるんだそうですよ。
リビングとダイニングとの空き巣スペースには全身鏡を配置。スタイリングの確認はもちろんのこと、窓からの光を反射し、部屋を明るく照らす役割も担います。
BEDROOM SPACE
リビングコーナーとは反対側にシングルベッドを配置。ベッド上のシンプルなコーディネートも参考になりそうです。
シングルベッドはやはりスペースを取らず、ワンルームには有効的なサイズです。しかし、寝る場所はゆったりが好きという方は、引き出し式のものなどもおすすめです。
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WORK SPACE
ワンルームだからといって、ワークスペースをあきらめていませんか?
ローラさんが提案するのは、ラックで組んだワークスペース。収納ラックを有効活用しつつ、シンプルにものをまとめるのが北欧流。
使わないベルトを活用して、マガジン・新聞用ラックとして使うアイディアは、すぐにでも取り入れてみたいアイディアです。
DINING・KITCHEN
ダイニングテーブルは、食器棚も兼ねたものになっています。ブラックとナチュラルな木目の組み合わせがモダンです。
テーブルは使わないときは、折りたたむことが可能という優れもの!脚に付けた布ポケットのアイディアも魅力的ですね。
北欧のワンルームアパートは、システムキッチンのようなスッキリとしたデザインが素敵です。
オーブン付きですが収納もたっぷりあり、これだと使い勝手も大変よさそうな雰囲気です。
こちらの動画は、実際にラウラさんが手がけたお部屋を映したもの。キッチン付きの狭めのワンルーム、部屋づくりの参考になりそうです!
参照元 ; THE LATEST STYLING FROM LAURA SEPPÄNEN. – SF GIRL BY BAY, my scandinavian home, THE POSTER CLUB