「 住居スペースを増やしたい、それには庭を削らなければいけない…しかし広い庭も欲しい!」 という、贅沢な悩みを一度に叶えた家がこちらの邸宅です。

ベトナムの建築事務所 Vo Trong Nghia Architectsと、日本の ICADA が共同で手がけたプロジェクト。従来であれば庭に使う分の敷地を、家を広くするために使い、建物の総面積が増えたことで、屋根の上のスペースも増え、夢のような広々としたルーフガーデンが実現しました。

他の近所の家に比べても屋上緑化で緑が多く、ひときわ目を引くこちらの邸宅。いったい、どのような内容となっているのでしょう?

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ベトナムと日本の建築事務所が共同で手がけた家。ジャングルのように茂る屋上の緑が色鮮やかです。

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落下防止のフェンスで囲まれた屋上庭園には、地上と同じようにたくさんの木や植物が植えられています。

木はこれから成長し、さらに葉を茂らせるように計画されています。

そして、フェンスで囲まれた内側の部分には、ある秘密が隠されているのです。

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その秘密というのは、家の中から見るとわかります。そう、吹き抜けの中庭です。

中庭は、室内からも空を見上げることができ、さらに屋上からの緑が、今後はツルをのばし中庭へと葉をのばします。

将来的には、中庭の壁が緑のカーテンに。身近に緑と青空という自然を満喫できる計画です。

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大きな窓のあるリビングからは屋上、中庭、外の緑を楽しめ、開放的な空間。

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天井には赤みのかかったレッド系のウッドのラインを用い、スチールと白壁のモダンな内装となっています。

インテリアは外の緑とマッチする、エメラルドグリーンやベージュ、マスタードイエローを配色。

ナチュラルさは残しつつ、ラグジュアリーな演出が上品な雰囲気です。

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走り回れるスペースもある、広々としたルーフガーデン。

地上に庭を確保するよりも広く、さらに家の内部も広く使えるという、まさに一石二鳥の設計デザインです。

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バイク通勤などの多いベトナムでは、現在、屋上緑化に特化した住宅やアパートの建築デザインが注目されています。

限られたスペースを有効活用するのが上手な日本の建築デザインと、ベトナムの屋上緑化のアイディアがマッチした、見事なコラボレーション作品ですね!

 

 

参照元;The owners of this house wanted a large garden, so they put it on the roof – contemporist