世界的にも有名なブラジル出身の建築家、パウロ・メンデス・ダ・ロシャが、1966年にサンパウロに建てた自邸。60年代に建てられたとは思えない、ミニマルでモダンなこの家は、今見ても新鮮でスマートなデザインです。

大胆に使われたコンクリートに、スチールの枠が付いた大きな窓。外には青々と葉が茂った庭と、その向こうには大都市のビル郡を見据えます。

この自邸は、建築業界のノーベル賞とも言われるプリッカー賞を、2006年に受賞した経歴を持つ彼が、今から50年近く前に建てた代表作のひとつだそうです。数十年たった今、あなたの目にはどう映りますか ?

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どこを切ってもミニマリズム。かっこいい、ただそれだけです。未完成にも見えるコンクリートの土台に、日常的なインテリアがある、このミックス感がたまりません。

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コンクリートの大胆な壁に、なぜこのアットホームなインテリアが馴染むのか ? 私は美しい柄の入ったタイルの床に、その秘密があると思います。

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中央にあるのはコンクリートで作られた暖炉。シンプルながらもモダンな演出が魅力的です。

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緑に囲まれた部屋は、コンクリートジャングルの隠れたオアシスのよう。平屋建ての秘密基地のような空間に、独特な世界観とストーリー性を感じます。

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中からはかなり開放的に見えますが、一方外からの見た目は本当に隠れ家のよう。ここが自宅なのかオフィスなのか、それとも倉庫なのか…正体がわからない感じがいいんですね。

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コンクリートのプールサイドって、なんだか新鮮。このアングルからの雰囲気は、都会的な静けさを感させます。

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数十年経ても、変わらないかっこよさ。この不変とも言えるシンプルさが、ついの住み家に必要な要素のひとつかもしれません。

 

 

参照元 : Step Inside the Incredible Home of Architect Paulo Mendes Da Rocha – HIGHSNOBIETY