ポルトガルの建築デザイン事務所、Inês Brandão Architecture が手がけたのは、半分が納屋、もう半分を自宅として使用していた、築50年の建物のリノベーションです。

完成した家の中で一際目を引くのが、部屋の中央にどっしりと腰を添えた、黒塗りの大きなボックス。実はこの黒い箱、『 Black box 』 こそが、このリノベーションプランの重要なポイントとなっています。

一体どのようなリノベーションの内容となっているのでしょうか ?

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まずは間取り図から見ていきましょう。リビングに置かれた黒いボックス。片面はキッチンになっており、さらに中にはバスルームを2つも備えています !

バスルームはリビング側からと、寝室側からと使えるように工夫されているため、各部屋にバスルームを配置する必要がなく、おかげで部屋数や収納も多くまかなえるという仕組みです。

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ボックスの片側は横長のキッチンになっています。オーブンや広い調理場もあり、使い勝手もかなり良さそうです。

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反対の側面にはダイニングルームを配置。リビングとキッチンの両方からの導線を確保し、またロフト上からも階段を使ってアクセスしやすくなっています。

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さらに階段下は、大量に物が置ける収納クローゼットとなっています。

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ロフトへ上がる階段としても、重要なポジションのボックス。

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広くどっしりとした階段は、線の細いスチールの手すりでスタイリッシュに演出。

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見晴らしのいいロフトスペースは、天井も高く開放感あふれる空間です。

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主にホーム・オフィスとリラックス空間として使われています。天窓もあり、快適なスペースです。

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ボックスに生活に必要なスペースをまとめることで、周りの空間を有効的に使うことができるユニークなリノベーション。部屋数を増やしたり、自宅をオフィスとして兼用するには、かなり実用的に使えそうなアイディアですね !

 

 

参照元 : ‘Black Box’ in Portugal Remodel Hides Some Surprises -freshome