今回は、パリに在住の人気デザイナー、 カルロス・プジョル さんが手がけたプロジェクト、『 triplex rock’n’roll 』のご紹介です。
テーマはロックンロールということで、ユニークかつポップなデコレーションは、どれも新鮮な驚きをかんじるものばかりです。
デザイナー Carlos Pujol ( カルロス・プジョール)
1971年バルセロナ生まれ。6歳の時にフランスに渡る。学生時代は科学を専攻していたが、頭の中に浮かんだイマジネーションを、スケッチすることに情熱を注いでいたそう。
卒業後はフランスの広告業界に従事し、その後、建築士兼デコレーター、オブジェクトデザイナーとして独立。斬新なデザイン力と、発想力の豊かさが話題を呼び、ヨーロッパの主要なプロジェクトを担当。各国のデザイン・メディアでも、広く取り上げられる。( biographie より)
< 中国の雑誌 Case da Abitare より、写真からも彼の親しみやすさが出ていますね。 ( via [China] - carlos designer ) >
メガネでシャンデリアを作ったり、雑誌を柱にしたりと…遊び心満点なこの『 triplex rock’n’roll 』は、見応えたっぷりのプロジェクトです。
詳細は以下から。
マガジンを重ねて作った、オリジナルの支柱。なかなか思いつかない、ユニークな発想です。
いくつものメガネを合わせて作った、シャンデリア。レンズが光を反射し、キラキラするそうです。
2階部分の床の一部は、ガラス素材にして、天窓からの光を1階に取り込みます。
暖炉かと思いきや、良く見ると壁紙でした。
たくさんの人が一同に集える、コの字のキッチンカウンター。
さまざまな形の空き瓶を使った、個性的なペンダントライト。
カラフルな階段も目を引きます。
こちらは、彼自身が『アリスの間』として紹介する、踊り場のデザイン。
実は、統一された大きさのドアですが、だまし絵のようになっています。
寝室は落ち着いた雰囲気です。
アンティークでレトロな雰囲気の、美しいバスルーム。
こちらは、レトロなピンナップのイラストを配置した、ヒップなトイレデザイン。
飛行機の翼と呼ばれるワークスペース。大きな車輪の付いたデスクが、目を引きます。