アメリカのインテリアコーディネーターに学ぶ、部屋づくりをするにあたっての簡単な流れをまとめてみたいと思います。

今回伝える基本のテクニックは、実際にアメリカで働くインテリア・コーディネーターの方が、クライアントに部屋の見積もりを出す際の方法のひとつを、ざっくりとまとめたものです。

これからマイホームを建てる方から、ひとり暮らしで賃貸のアパートを借りる人まで、少しでもお部屋づくりや模様替えの参考になれば幸いです。

 

 

部屋づくりのはじめに…

 

自分はどんなテイストの部屋が好きなのかイメージを浮かべましょう。ネットで気に入ったインテリアコーディネートでもいいのです。

テイストやテーマはあなた次第。難しく考えなくても、どんな家に住みたいかは誰にでもあるはずです。どんな部屋が落ち着くかな ? と考えるだけでも結構です。

 

 

1 . 床 / Flooring

 

image : beltele.com

まずはじめは床から、床は部屋の一番ベースになるものです。フローリングなのか畳なのカーペットなのかということです。

マイホームを計画中の人は、テーマが明確であればあるほど床の種類は決めやすいでしょう。フローリングを決めるにあたっては、ナチュラルで自然光が入る場所なのか、薄暗い部屋なのか、湿気の量でも木の素材や色も変わってきます。

 

 

2 . 家具の配置 / Furniture Placement

 

image : ARCHI+

家具はベッドや机、椅子など、必要で大きなものから配置を決めると決めやすいといいます。ポイントはドアからドアへと移動する、人間の動線を妨げるものがないか、高さやサイズは部屋に合っているかなどさまざまです。

 

 

3 . 明かり / Light

 

image : Freshome

image : welke.nl

部屋の印象をがらりと変えるのが、自然光と照明ライトです。部屋のどの方向から自然光がさすのか、どの場所にどんな照明が必要か…朝と昼、夜では光の量や角度もちがうのので、よく観察してから照明ライトを決めていきましょう。

まずは紙とペンを用意して、部屋の間取り図と窓の位置、家具の配置を大まかに描き、東西南北の方向を確認して、光がどのように家具に当たるかを確認してみてはいかがでしょうか ?

 

 

4 . カラー / Color

 

image : giesen design  ,  Imactoy

さて、家具の配置が決まれば、カラーリングも重要な要素のひとつです。最初に床の色はわかったので、ここではフローリングの色が決まっていることが前提です。まずは家具のカラーが床に合っているのかを確認します。家具は自然光の下と、蛍光灯の下では色が異なります。それもふまえてカラーリングは重要です。

 

image : aires de decoracion

その次は壁の色です。賃貸の人は壁の色がもう決まっているかもしれませんが、壁色を決めるにあたり重要なのは、家具や床と合わせたときの印象です。

もっとも賃貸住宅の壁に使われるベーシックなホワイト、クリームやベージュなどのニュートラルカラー( 中間色 )は、ほとんどの家具や床のテイストに合います。色を変えるのが大変なベッドのフレームや机、ソファーなどの家具は、ニュートラルカラーを取り入れれば長く使うことができるのもポイントです。

 

 

5 . 窓 / Window Treatment

 

image : Digs Digs

英語でウィンドートリートメントとは、カーテンやブラインド、ガラスの素材などのことを指します。

image : Houzz

バスルームであれば防水の効くブラインドカーテンが便利、自然光が強いひとり暮らし部屋には、遮光カーテンも適しているでしょう。すりガラスにしたりステンドガラスにしたり ( 賃貸の人はガラス用シートを応用 )、窓はインテリア次第で表情を変えます。

 

 

6 . テキスタイル / Texstyle

 

テキスタイルとは、布地のあるインテリアのことです。インテリアコーディネートをケーキづくりで例えると、テキスタイルは仕上げのデコレーションの役割を果たします。あなたのソファーやカーテン、テーブルクロス、クッション、ラグに柄やアクセントカラーを取り入れることによって、よりあなたのイメージの部屋が完成していきます。

 

 

 

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今回ご紹介させていただいたのは、プロのテクニックのほんの一部にすぎません。実際インテリアコーディネートの方は、カラーコーディネートを専門的な知識や、経験から予測し徹底した査定を行っています。

あくまでも個人の部屋づくりの参考になればと思います。