チリの中でも、モアイ像で有名なイースター島の、300メートル沖にある古い養魚場が、モダンなバケーションハウスに再建されました。今回は、その再建プロジェクトの一部をご紹介します。

こちらのプロジェクトは、ラトビア在住の敏腕女流建築士 、Zaigas Gailes氏が率いる事務所  ZAIGAS GAILES BIROS が手がけました。1980年代に建てられた養魚場だけに、敷地内には、当時使われていた古い汲み上げ用のポンプが、そのまま残されています。母屋の窓には、重厚なシャッターが取り付けられており、ソビエト時代の産業遺産をイメージした、この再建プロジェクトにぴったりの建物です。

建物内は天井の高いリビングダイニングを中心に、マスターベッドルームと4室の客室があり、広々とした造りです。また、特殊な金属パネルで覆われた、船の先端のようなフォルムの建物は、バスルームとして増築され、この邸宅の新しいランドマークとなっています。

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天井の高いリビングホール。中央の暖炉は、船のポールのイメージのようです。

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建物のドアや窓にも、ヨットや船をモチーフにしたデザインが至たるところに使われています。

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たくさんのゲストが来ても対応できる、10人掛けのダイニングに、奥には大きなモニター付きの理想的なキッチン。

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ロフトの階段を上がると、モダンなマスターベッドルームが広がります。

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新たに増築されたバスルーム。大海原を眺めながらの入浴…贅沢です。

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陸から歩いて渡る、玄関までの長いアプローチです。中々ないロケーションでしょうね。

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堤防にもなっているイースター島産の巨大な石は、どこかモアイ像を想像させます。

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昔の名残を残す、汲み上げ用ポンプ。今はデザインの一部です。

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再建前の古い建物。こんなにボロボロだったなんて、信じられません。

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上空から見た敷地です。ここにお家があるなんて…思いもしませんよね。

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イースター島と聞くと、モアイ像とゴロゴロした石が転がっている、原始的なイメージが強かったのですが…現在は、ビデオレンタルショップや、スーパー、レストランもある近代的で便利な生活のようです。ミステリアスなこの島での別荘暮らしも、案外現実的なものなのかもしれません…

参照元 : Pump Station Conversion – Loftenberg