日本でもお馴染みのコスメブランド、ザ・ボディショップが、イギリスのクロイドンに新本社オフィスをオープンさせました。
新オフィスのデザインを手がけたのは、イギリスのMaris Interiors。デザインのコンセプトは「グローバルであること」。世界中に何千店舗も構える、巨大コスメブランドならではのテーマです。
1976年に主婦のアニータ・ロディックが創業したザ・ボディショップ。たった15品ほどの品揃えからはじめた店が、瞬く間にグローバルな企業へと発展しました。
▽創業者である、アニータ・ロディック

image ; Daily Mail.com
夫がアメリカに単身赴任している間に、娘と一緒に第一号店を開店させたという、やり手の主婦実業家です。70年代にオープンした店舗は、ロゴもヒッピー風の丸みを帯びた感じです。

image ; THE BODY SHOP BLOG
初期の頃から、このロゴマークはお馴染みだったようですね!

image ; COLLINS234
こちらが現代のストアデザイン。ロゴもシンプルになり、店内もスタイリッシュで洗練されたイメージです。

image ; WWD
さて、新デザインで一心した、イギリス・クロイドンの本社オフィスデザインの紹介に戻ります。
本社10階のレセプションは、ゲストと迎える側の壁を一切なくすことをテーマにした、開放的でオープンな空間です、。
マルチカラーのウッドラインが美しいカウンターの背後には、大きなモニターがワイドに広がり、ナチュラルとテクノロジーという二つの要素が、現代におけるブランドのイメージを演出しています。
やわらかいイメージのピンクを用いたミーティングブース。
ロンドンの街角にありそうな、おしゃれなカフェテリアには、イギリスの国旗のガーランドが飾られ、にぎやかな雰囲気です。
街角のバーでお馴染みのテーブルサッカーで、休み時間は仲間とストレス解消です。
一方、会議室ではグローバルなゲストを迎え、真剣な会議が繰り広げられています。広々とした会議室には、大きなサークル型の照明がふたつ。それを囲むようにテーブルが配置され、一体感のある空間に仕上がっています。
オフィスのいたるところで見られる、小ミーティングスペース。ガラスの壁にはナチュラルなリーフ模様が。自然をイメージさせるポイントが社内にはあふれています。さすが、自然の原料をベースにした、ナチュラルなコスメを開発する会社ならでは。
インコたちが小枝にとまる、可愛らしい壁紙の前のソファーコーナー。
参照元 ; The Body Shop Headquarters – Croydon – Office Snapshots