世界の人口は今後40年間で、約100億人に増えると予想されるそうです。人工密度が増えれば、私達の生活に必要な作物を育てる土地も減少していく一方…だからと言って、このまま山や海を埋め立てていけば、野生動物の自然環境は確実に破壊され、絶滅危機にもつながります。

そんな問題を解決するべく現在、イタリアの pnat が開発中という、イカダ型の温室 『 Jellyfish Barge 』 は、海や川を浮遊しながら自らエネルギーを生み出し、温室の中で水耕栽培ができるという、ゼロエネルギーの畑だそうです。

イカダには塩水を水に浄化させる設備が整えられ、完成されれば地域共同の水耕栽培施設として機能し、自治体ごと作物の収穫が 期待されています。

は潮の流れを利用し発電を行う潮力発電(ちょうりょくはつでん)を使い、一台で毎日約150リットルも浄水を生み出し、不要になった汚水は太陽エネルギーとして使用するそうです。

作物に与える水をわざわざ用水路に引いたり、土を耕したりすることは不要となり、また化学肥料など削減も期待されます。

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昼間は、透明なガラスを通して自然光が注ぎ、作物を光合成をさせ、日中の間に太陽エネルギーを蓄えます。

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備蓄したエネルギーを使って、夜や雨天時、季節の気温差に関係なく温室を一定の環境に保ち、作物の成長を安定化させます。

イカダ同士を組み合わせ、将来的には街の公共畑として、使用される予定だそうです。

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クラゲをイメージした水耕栽培。仕組み的には下の写真のようなッ感じで、クラゲの触手に見立てたポンプから、海水が汲み取られるようになっています。

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▼開発途中の水を汲み取るためのポンプ

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デザインもモダンなイカダ型の温室システムは、環境保護と共に地域の活性化にもつながりそうなアイディアです。今後の展開に期待ができるシステムとなっていますね !

 

 

 

参照元 : Floating Greenhouse | The Jellyfish Barge – KiltedBroker , PNAT builds jellyfish barge for sustainable crop cultivation – designboom