イタリアの首都 ・ ローマより、ショッピングエリアからほど近い、街中のアパートメントをご紹介したいと思います。
こちらの建物は、1700年代に建てられたという歴史ある物件で、イタリア人のデザイナーが所有しています。
彼は郊外に家族で大きな家に住んでいるため、都市部に滞在するときや、知人がローマに訪れる際に貸すために、物件のリノベーションを決意しました。
詳細は以下から。
▼老朽化が進むリノベーション前の玄関。
新しくモダンなドアに付け替えられ、玄関を入ってすぐの場所に階段が設置されています。
大人2人が建つと窮屈なくらいの小さなスペースに、ダイニングとキッチンが存在します。
玄関部分はカーテンで隠せるようになっており、通りからのプライベートが守られます。
小さいながら、収納がたくさんあるモダンなキッチン。
スマートな換気扇が、場所を取らずスタイリッシュな雰囲気に。
2口の IH コンロ付で、調理するには十分なスペースです。
戸棚の中の整理もきちんとされていて、ひとり暮らしの参考にもなりますね。
階段前のサイドの壁には、折り畳み式のダイニングテーブルを完備。
なかなか奥行があり、作業テーブルとしても活躍しそうなスペースです。
キッチンの奥のスライドドアを開けると、バスルームとなっています。
バスルームは狭い幅ながら、横に長いつくり。
小さいながらも、高い天井とタイルでおしゃれなデザインです。
ダイニングの後ろの階段は、ロフトへとつながります。
階段スペースの床をフラットにすれば、十分な広さのベッドスペースが広がります。
ウッドの天井とレンガの壁で、あたたかみのある雰囲気です。
来客があったときには、ベッドをソファーに変えて、壁掛けのテレビを楽しめるリビングに早変わり。
テレビやスピーカー、ランプ、本など必要最低限のものだけを置き、シンプルですっきりとしたスペースになっています。
短期間やひとりで滞在するのに、とても快適でモダンな設備を持ったアパートメント。
外のビンテージ感からは、想像もできない内部に驚きです。
旅行先でこんなゲストハウスに迎えられたら、充実した日々を送れそうですね。
参照元 : The Smallest House in Italy – HOME DESIGNING