台湾の建築デザイン事務所、 KC Design Studio が手がけた新作リノベーションは、小さなワンルームマンションの一室。
グラフィックデザイナーとアパレル業を営むカップルが住むこの部屋は、2人が世界中からコレクションした” Toy ( トイ )” を飾るための場所を重視した、ユニークでファッショナブルなお部屋です。
部屋はクラシックとモダンを融合させたスタイルで、片側の壁面をグレーの飾り棚付きクローゼットに。ロフトは一見、狭そうに見えますが、すっぽりとベッドが入る空間となっています。
部屋の壁面は収納力たっぷりのクローゼットを配置。自慢のコレクションをディスプレイできる飾り棚や、液晶テレビを置けるスペースも設けています。
もう片側の壁側には、さまざまなかたちの鏡やフレームをデコレーション。クラシックとモダンを融合させた、オリジナリティあふれるインテリアスタイルです。
アパートなのに、玄関から段上がりというのが一軒家っぽく素敵です。
実はこのスペースはキッチンでもあります。モダンな幾何学模様のタイルで、玄関とキッチンを分けています。
階段下はキッチンの収納棚に。狭いスペースを有効に使うアイディアです。
ひとつの空間を多目的に使うことで、ワンルームでも贅沢な生活クオリティーが保てます。
ロフトはベッドスペースに。カーテンで仕切れるのでプライベート感もバッチリです。
そのロフト下は、広々としたバスルームです。あえてパーテーションを、乳白色のガラスにすることで、リビングから自然光が入る、明るい空間となっています。
ロフト付きワンルームとは思えない充実感。二人暮らしにピッタリですね。
ロフト付きワンルームの可能性を、最大限に引き出したリノベーションデザイン。とても参考になりそうですね!