イングランド南部のビューリー川に浮かぶ、ウッド製のたまご型シェルターは、アーティスト ・ Stephen Turner ( ステファン・ターナー )さんが、こだわりを持って手作りした、とびきりのシェルターです。
ボートの製造技術と、家の建築のために使う材料だけで作られた、手作りのシェルターは、一般的に考えられる、特別な素材で作ったシェルターのイメージとは、かなりかけ離れたデザインです。
船着き場に、展示兼つながれているシェルターは、訪れた人々を立ちどませる、興味深い『 たまご型 』 のフォルム。
太陽発電を行い、内部のシャワー・キッチンなどで使う、消費電力をまかないます。
ロケットの先端のようなフォルムには、ウッド独特のなめらかさを感じます。
大きな天窓から空を見上げる室内は、ウッドの良い香りが漂ってきそうです。
ハンモックや巨大なクッション、ミニコンロを備えたキッチン付で、普通の暮らしが可能です。
デスクスペースは、アーティストのステファンさんが、このシェルターの中をワークスペースとして利用したい…という想いから、取りつけられたそう。
デスクの横には、外の空気に触れることができる、小窓も付いています。
室内の奥には、広々としたシャワールームも完備。
こちらも小窓から自然光が入り、快適なシャワータイムが過ごせそうですね。
▼シェルターの間取り図。
デザイン画。
イメージピクチャーからも、アーティスティックさが伝わりますね。
ワンルームのひとり暮らし部屋としても、十分に使えそうな、エコなウッド製シェルター。
災害時に有効なシェルターを、自分で作ってしまおう…という考えも、中々思いつかないことですよね。
参照元 : FLOATING WOODEN EXBURY EGG SHELTER – architecture art design